のぼりの用途

旗の歴史は、中国から伝わったことが「魏志倭人伝」に書かれており、また、古くは日本書紀にも旗の使用が取り上げられています。

「のぼり旗」の使用は、戦国時代になってからです。

それまでの武将同士のの戦いでは、「やあやあ、我こそは備後の国○○の住人、○○○の○○○兵衛なり。

畏くも、○○の君の勅命により・・・・etc」と、名乗りといって自分の姓名や身分出身地などを敵にも味方にも知らせるために大声で言い合っていました。

後ろから敵を撃つのは卑怯とされていて、奇襲については、源義経の戦い方が有名ですが、その時代にはまだよしとはされていませんでした。

が、戦国時代に入りこの「名乗り」が少なくなり、代りに現れたのが「のぼり旗」です。

もちろん両方一緒に存在もしていたのですが、「のぼり旗」は「名乗り」の代りに一役買っていたというわけです。

長々口上を述べなくても一目でわかる「旗」は戦場での必需品だったのは言うまでもありません。

現在でも、同じような使われ方がされています。

「大漁旗」を揚げて船が帰って来たらそれだけでうれしい気持ちになりますし、運動会の応援旗でさえ、みると闘志が湧いてくるでしょう。

また、相撲の「のぼり」は、みれば、相撲が始まることをすぐに感じますし、懸賞旗が多ければ、力士の人気を表します。

その懸賞旗もそれぞれのスポンサーがすぐに頭に入り、宣伝効果が抜群なのがわかります。
のぼりを広告の一種だと思えば、色々と夢が広がりますね。全日本広告連盟